この言葉は、北海道千歳市の山口健さんという、4年前からベトナム人技能実習生を受け入れている建設会社社長の言葉です。
現在、24人の技能実習生を受け入れています。技能実習期間を修了し、帰国した彼らを現地で採用できるように、ベトナムでの仕事も計画中です。

ベトナム人技能実習生を「幸せにする」――建設会社社長が掲げる「帰国後」の目標 (動画)

こちらの社長は当初、軽い気持ちで技能実習生を受け入れを決めました。よく言われる [安い賃金] [人手不足を補える] [人件費が安くつく]といった事です。
しかし、現地での面接を進めるうちに「こんな気持ちで面接をしてはダメだ」と思いました。それはなぜかというと日本で技能実習を希望する人に「どうして日本に来たいのか?」と質問したところ『 自分の国だけど、ここにいても何も夢がない。お金がない。チャンスをつかみたい 』と言われたからです。

当初は会社の人手不足などに対応するため来てもらおうと考えた事でした。しかし、彼らの気持ちを知ったことで「 来てもらうんだったら、そのぶん返さなきゃいけない。『絶対幸せにしてやるから心配すんな 」と心に誓ったそうです。

技能実習生に支払う給料も、年数と技術に伴い昇給し、仕事で使う工具類は会社からのプレゼントだそうです。
このように、会社が一人一人の能力を信頼し仕事を任せることによって、当初は日本語という言葉の壁があったとしても、仕事を任せられるだけの人に育っていくのだと思いました。

そして技能実習生が実習期間を修了し、日本で習得した技術を活かせるように、彼らの母国での仕事の立ち上げと、仕事の受注を考えました。
帰国した技能実習生が仕事がなく、だた貯金したお金を食いつぶさないようにです。

ここが大きな課題だと思いました。技能実習生を受け入れることは簡単です。技能実習生に習得させる技術を教え、やっと一人で仕事がこなせるようになった途端、帰国することになります。
教える方も、教わる方も複雑な気持ちになります。

しかし、技能実習生を受け入れる国に支店などがあれば、日本で習得した技術を母国でも活かすことなできます。それ以上に、多くの技能実習生に重くのしかかる【送り出し機関に支払うお金】が軽減できます。

この会社に在籍する技能実習生も、ベトナムで送り出し機関に支払う費用として50~100万円の借金をし日本に来ています。
このお金は、働く実習生に重くのしかかります。家族への送金、借金の返済。思うように返済できなければ“失踪”といったことにもなります。

このようなことを無くすためにも、この社長はベトナムへの進出を考えました。現在は新型コロナウィルスの影響でストップしていますが、必ず成し遂げてくれるでしょう。
そして、1期生の実習生が母国に帰国し、この会社のベトナム支店を上手く引っ張って行ってくれることでしょう。

久しぶりに気持ちの良い記事を目にしたので、皆さんにもご紹介させていただきました。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。