私が技能実習生の監理団体で働いていた時に、失礼な話ですが、日本人の私には、エッ?!と思う、外国人の生活習慣がありました。

◆家の施錠をしない
これは、入国してく技能実習生に何度も何度も伝えた事ですが、家のいたる所のカギをかけない。部屋の窓もですが、家の玄関のカギも施錠していませんでした。理由は聞かなくても大体分かります。日本も同じですが、都会とは違い、田舎では終日家のカギは開けっ放しなことが多いですよね。閉めなくても誰も入って来ないと思っています。
しかし、何があるか分かりませんから、就寝する際、外出する際には、必ずカギの施錠をするように伝えてください。

◆台所のシンクに何でも流してしまう
日本人は比較的、揚げ物や炒め物をする際には極力、揚げ油を少なくしていると思います。しかし、外国人(出身国にもよる)は、とても多くの油を使うことが多いです。
炒め物ではなく、炒め揚げの様な感覚ですね。多くの油の中で野菜や肉を炒める。中華料理などはそんな感じです。その残った油を毎回、台所のシンクにそのまま流してしまっています。
入居当初は新しいので問題になりませんが、日がたつと油は固まりますので、シンクに異常が出ます。

とんでもない事例もありました。技能実習生の寮に、友人が持参したにわとり(羽根つき)を調理する際に、にわとりの羽根をむしり、その羽根をシンクに流し、当然シンクは詰まり大変なことになった事がありました。

このように、日本では流しても良いものと駄目なものがありますので、入国後、きちんと教える必要があります。

◆料理(調味料)の匂い
日本の料理に使う調味料といえば、醤油・お酒・みりん・砂糖など、あまり調理中でも匂いの少ないものが多いです。
外国人は入国する際、さまざまな調味料を持参します。母国を離れ、数年間日本で働くのですから当然です。
しかし、海外の調味料の中に、どうしても日本人の鼻に合わない匂いもあります。例えば、
・ベトナム ニョクマム(ヌクマム)
魚を発酵させて作るお醤油
・中国 八角(ハッカク)
果実を乾燥させたもの
あと、アジア圏の外国人が多く使用するのが、ニンニクです。
日本でも使う事がありますが、毎日、ニンニク料理は食べません。それが、毎日ニンニクの匂いが換気扇から匂うと、集合住宅だと苦情の原因になるかもしれません。毎日の食事ですから、外国人に食品の制限をすることはありませんが、入国時に日本人の生活習慣を伝えるのも良いかもしれません。

◆食べ残りにラップをしない、冷蔵庫に保管しない
私は、監理していた技能実習生には、「日本には“梅雨”という雨の多い月があります。そのような時期だと、食べ物は比較的早く傷んでしまいます。ですので、食べ残った物には、きちんとラップし、冷蔵庫に保管してください。」と良く注意をしました。
しかし、技能実習生はなぜか、食べ残ったご飯(白米)はお皿に取りそのまま。煮魚はフライパンに入ったままでした。
夏場になると、お腹の調子が悪いと言っては、病院に行く実習生もいました。ですので、海外から来る外国人には、日本の季節を説明し、食べ物は冷蔵庫に保管する事を伝えてください。

◆ゴミ出しのルール
これは、近隣住民から多くの苦情を頂きました。まず、
・ゴミの分別が出来ていない(生ゴミ・プラスチックなど)
・ゴミ出しの日以外に出している
・ゴミを出す場所が違う
ゴミの分別は、入国した際、きちんと伝える必要がある大切なことです。日本の大体の自治体は、[生ゴミ][プラスチック][ビン・缶][粗大ゴミ]と大きく分けて4つに分別します。
しかし、分別する文化のない外国人にとって、この分別は難しいと思います。時々、面倒くさくなり一緒に生ゴミとして出してしまうことがあります。

この行為はとても多くの方の迷惑になる行為ですので、きちんと伝える必要があります。あと、外国人が居住する地区の、ゴミ出しカレンダー(スケジュール)のようなものを事前に渡しておくと良いです。

以上のようなことが良くあることだと思います。お互いの生活習慣ですから、快適に生活できるように、お互いの配慮が必要だと思います。
特定技能外国人は、入国後のオリエンテーションできちんと伝えておくと良いですね。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。