韓国でも外国人の不法滞在が増える

外国人雇用, 韓国

日本からも2時間ほどで旅行に行ける海外としても人気な韓国ですが、韓国国内でも外国人の不法滞在が増えているようです。韓国で働いているベトナム人6000人のうち働き続けているベトナム北中部地方の出身者は900人近くいるようです。(2022年6月末時点)韓国で不法滞在する外国人の8.77%に当たる人数です。
先日、韓国は外国人雇用許可制度の定員を1万人に拡大すると発表したところです。造船業や中小製造業などで人手が不足しているとして労働者を確保するためです。

【韓国の就労ビザ】
◎駐在ビザ(D-7)
◎企業投資ビザ(D-8)
◎ワーキングホリデービザ(H-1)
◎技術指導ビザ(Eー4)
◎専門職業ビザ(Eー5)
◎芸術工業ビザ(Eー6)
◎特定活動ビザ(Eー7)
◎船舶業務ビザ(Eー10)
◎短期就業ビザ(C-4)

最も取得が可能なものは高校卒業者でも取得が可能なワーキングホリデービザで、18歳から30歳までの年齢の外国人が取得できます。一定の条件はありますが最長で1年間就労が認められています。

このように日本より外国人が働くビザが比較的簡単に取得できるのも外国人にとっては魅力なのかもしれません。そして韓国の農村部では現在、農業に従事する人が足りず高い給与を提示してもなかなか人が集まらない状況となっています。そんなこともあり、不法滞在した外国人と、不法滞在者とわかっていても働き手を探している韓国人とがマッチし在留期限が切れた後も韓国に住み働く外国人が増えていることも原因かもしれません。

今後、日本にも観光に訪れたり働くために入国する外国人が増えてくると思います。日本の就労ビザは簡単には取得できませんので、目的にあったビザを取得し安心して就労できる環境を我々も整えていきたいと思いました。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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