新型コロナウィルス変異株 懸念される4種類①

新型コロナウィルス, 最新情報

新型コロナウィルス感染の影響で、緊急事態宣言、ロックダウンなど我々が今まで経験したことのない状況に置かれています。そして新型コロナウィルスの変異種が世界各地で発見されています。
収束に向かっていますが、中にはワクチン接種率が80%を超える国にも、感染者が急増している事もあります。今、世界各国で発見されている「変異種」についてお知らせします。

デルタ株

インドで見つかった「L452R」という変異が入った3種類の変異ウィルス。最も感染が拡大したタイプを「デルタ株」と呼んでいる。

感染力は強まっているとされ、感染した場合に入院に至るリスクも高まっている可能性がある。ワクチンの効果も、ファイザーのワクチンではウィルスを中和する効果も無いかもしくは最小限という結果も示されている。

アルファー株

イギリスで見つかった「アルファ株」2020年12月上旬に初めて報告され、その後、世界各地に広がる。

従来のウィルスに比べて感染力が強く、入院や重症それに亡くなるリスクも高い。ワクチンの効果は、ファイザーやモデルナ、アストラゼネカいずれも大きな影響はないとされる。

ベータ株

南アフリカで最初に見つかった「ベータ株」2020年5月に発生していたとされ、11月中旬に南アフリカで解析が行われたほとんどが、この変異ウィルスだった。

ファイザー、モデルナのワクチンの効果は「最小限にとどまる」とする研究から「相当程度低下する」とした研究まで幅がある。

ガンマ株

ブラジルで広がった「ガンマ株」2021年1月6日、ブラジルから日本に到着した人で最初に検出される。

ファイザー、モデルナ、アストラゼネカそれぞれのワクチンの影響は「少なかった」とする研究から「中程度あった」とする研究まで報告される。

現在、感染力の強い「デルタ株」が世界各地で感染を拡大しています。従来のウィルスでは、1人の患者は平均1.5人~3.5人程度に感染させていたのに比べ、「デルタ株」では平均5人~9.5人程度に感染させる可能性があるとしています。なぜなら、デルタ株では患者から検出されるウィルスの量が従来のウィルスの少なくとも4倍以上になると推定されることが分かっています。

現在アメリカで感染の確認できる98%は「デルタ株」ということです。ワクチンの接種が進んでいても新たな変異種の拡大で、ワクチンの効果が期待できるか研究中です。どんなウィルスの感染も拡大させないためにも、日々の注意が必要となってきますね。
明日は、上記の変異種以外にも懸念されるウィルスが発見されていますので、お知らせしたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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