「技能実習」ベトナム大手送り出し機関5社 失踪が多く受入れ停止へ

ベトナム, 失踪

外国人技能実習機構は、ベトナムの送り出し機関5社が送り出した技能実習生が多数の失踪者が出た事が理由で、新規の受け入れを停止する方針を、送り出し国であるベトナムに伝えたとのことです。

外国人技能実習機構は6月1日、技能実習生を所轄するベトナムの〈労働・傷病兵・社会問題省(DOLAB)〉に通知し、2か月後をめどに実行すると説明しています。
受け入れて停止に至った経由は、外国人技能実習機構は〈DOLAB〉より送り出し機関の派遣者数(2018念)のデータ提供を受け、日本の受け入れ企業から提出される実習計画に記載された送り出し機関の名前と突き合わせ、失踪者が多い送り出し機関を特定した。そのうえで2018年と2019年の失踪者の割合が平均の約3倍を超えた5社を対象に決めました。

現在、各国の送り出し機関数が¥は下記の通りです。

そして失踪者数は

技能実習生数が増えると失踪者も増加します。技能実習生が失踪する理由としては、【賃金が低い】【賃金が支払われない】【違法な長時間労働】【他者から好条件の仕事に誘われる】【借金が返済できない】など様々です。
自発的な失踪もあれば、失踪しか今の現状から抜け出す方法がなかったなどと、今までも大きな問題でした。

このニュースで送り出し機関の名前は出ていませんが、大手と言われる送り出し機関であれば年間、大勢の技能実習生を送り出しているはずです。現在、在留している技能実習生が不安にならないように周りがサポートする必要になるはずです。そして停止になっていない送り出し機関も、いつ停止になるか分かりませんので、責任を持って技能実習生を送り出す必要があると思いました。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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