「特定技能」宿泊業/技能評価試験の様子

宿泊分野, 技能評価試験, 特定技能制度

昨日、2019年10月6日(日)に、全国8ヶ所で、「宿泊業 第2回技能評価試験」が実施されました。

全国で同日開催ということで、申込時はすぐに定員がいっぱいとなったようです。
私は今回、大阪会場へ行きました。
11:30AMから受付開始、12:30PMが受付締切りでした。
やはりというか、受験者の中には12:30PMぎりぎりで来る人、締切り時間過ぎてから来る人と。

少しぐらい遅れても、何とかなる。と思ったのかもしれませんね。
しかし、そこは日本ですね。12:30までに受付していない受験者は、受験することが出来ず、やむなく諦めることになりました。

“宿泊業”の試験会場の様子(大阪会場)

会場の外には、たぶん人材派遣会社の方々が、自身の会社に人材登録してもらうため、アンケート用紙などを持参し、記入をお願いしていました。

大阪会場は150名の定員でしたが、私の感想としては80~90名の受験者数と感じました。
受験者は、“専門学生(留学生)”が多かったような気がします。
現在、“観光・宿泊”の専門学校に通い、ホテルでバイトをし、この特定技能の試験を受験し、就職を目指しているようでした。

しかし、「特定技能」の“宿泊業”で働きたいと希望する外国人と、受け入れたいホテル・旅館の、『働く場所』は相違していると思います。

働きたい外国人⇒フロントや受付で働きたい
受け入れたいホテル・旅館⇒客室清掃や裏方の仕事
とやはり、日本語レベルN4程度では、フロント業務は難しいかなと思います。

専門学生では、日本語レベルもN3・N2と高い方もいますので、日本語や英語が話せると、なお良い気がします。
全国で同日に開催していますので、遠くから来ている外国人も多々いました。

試験の内容はと言うと、宿泊業の技能評価試験にはテキストがなく、日本の宿泊業の試験テキストを参考にするか、ネット検索で、〔ホテル 仕事内容 フロント〕など、業務によって検索することをすすめられました。

日本人なら分かりますが、外国人には難しいでしょう。宿泊業の試験は筆記試験のほかに、試験官の質問による試験もあります。
ホテル業務に関する問題を、口頭で4問出題されます。

1名でも多くの外国人が合格し、特定技能外国人として働いていただけることを、期待したいと思います。

今後、試験を受験する外国人、試験のサポートをする方々に1点注意があります。試験当日は必ず
“えんぴつ”
を持参してください。(シャープペンでは受験出来ない可能性があります)
シャープペンは、採点する機械がマークシートを上手く読み取らない事があるので、必ずえんぴつで記入する必要があるそうです。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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