今、新型コロナウィルス感染症の影響で来日できない外国人が多くいます。その一方で、帰国できない外国人、仕事を失った外国人など、日本に在留する外国人も多くいます。

最近では在留する外国人の犯罪が多くまた、在留する外国人を不法で就労させ、不法就労を斡旋する日本人や外国人もいます。偽造在留カードを作製し販売していた中国人が逮捕されたり、ドラッグストアから化粧品や生活用品を万引きする外国人が逮捕されたりと、様々な犯罪が起こっています。

警察庁は令和2年(2020年)に来日した外国人による犯罪をまとめ発表しました。

令和2年における組織犯罪の情勢はこちら

在留する外国人が増えると、犯罪も増加します。決して外国人だけではありませんが、「技能実習」や「特定技能」など外国人が在留できる在留資格が増えると、多くの外国人が在留を求めますので仕方のないことです。

警察庁が検挙した外国人の総数は、
◆検挙件数 17,865件 検挙人数 11,756人
①ベトナム 4,219人(35.9%)
②中国 2,699人(23.0%)
③フィリピン 765人(6.5%)
と①②のベトナム・中国で全体の6割を占めており、ベトナムが最多となています。2020年6月末時点で、日本に在留するベトナム人は42万415人おり、
◆日本に在留するベトナム人の在留資格
①技能実習 21万9501人
②留学 6万5818人
③技人国 5万8471人
④家族滞在 2万3528人
⑤永住者 1万7791人
となっています。

このことから、検挙された人員11,756人
◆在留資格別
①技能実習 2,889人(24.6%)
②留学 2,085人(17.7%)
③家族滞在 1,824人(15.5%)
④定住者 1,270人
となっています。
2019年4月から施行されている在留資格「特定技能」で検挙された外国人も6人いました。

犯罪の種類も様々です。窃盗や詐欺などもありますが、強盗や殺人などの凶悪犯罪でも検挙されています。検挙人数の最も多いベトナム人に占める犯罪は[窃盗]です。これは全体の60.5%となており、次に多いのが[殺人]で52.0%となりま

入管法でも検挙されています。入管法違反が53.1%となっており、そのうち[不法残留]が54.4%、偽造在留カード所持が53.4%となります。

すでに日本に在留する外国人の中で、窃盗や偽造在留カードなどはルートができていますので、犯罪をしないよう水際で対策する必要がありますし、外国人が犯罪に巻き込まれないため、そのような組織を徹底して崩していく必要があります。犯罪は決して外国人だけではありません。知らない間に日本人の私たちも巻き込まれることもありますので、充分に注意することが大切です。

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ありがとうございました。