技能実習生が日本語能力検定の“合格認定書”を偽装し逮捕

ベトナム, 困ったこと, 日本語検定, 違法

今に始まったことではありませんが、ベトナム人の男女3人が、日本語能力試験の“合格認定書”の偽装で警察に逮捕されました。

3人は今年の2月と4月に、日本語能力試験に合格したことにするため、合格認定書の偽装を依頼するため、中国の偽装業者に顔写真のデータを送付していました。

今年の4月と5月に名古屋税関の国際郵便の検査で、偽装された認定書が10通見つかりました。

偽装した理由は、「日本語検定のに合格すれば、給与が上がる」「日本語検定に合格すれば、日本での就職が有意になる」と理由はあると思います。

しかし、「特定技能」の要件でもある、日本語能力検定の合格認定書は、特定技能の在留資格認定証明申請書類としても、出入国在留管理局へ提出する必要があります。

合格認定書を偽装し作成することは簡単だと思います。しかし、日本の入国管理局も、合格書が偽装されていないか、必ず確認はするはずです。
こういった安易に偽装できても、結局は『犯罪』です。

『有印公文書偽装』
国や地方団体などの機関や公務員が作成する公文書を偽装・変造する犯罪です。
有印と無印とあり、有印は、公務所や公務員の署名や印章を偽造して公文書を偽装作成するため、罪が重くなります。
【法定刑は1年以上10年以下の懲役】です。

安易な気持ちで、お金を払えば何でも作れると、合格認定書まで作成しているのですから、とんでもない話ですね。

一度犯罪をおかすと、よほどの理由がない限り、一定の罪により『懲役又は禁錮に処せられた者(執行猶予の言い渡しを受けた者も含む)』は、刑期が1年以下であっても、『退去強制』の対象となるようです。

日本で勉強や、仕事をすることも出来なくなります。
どうか、これからこのような犯罪を考えたり、犯罪を犯さず、日本で一生懸命に勉強や仕事を頑張ってもらいたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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