企業の人手不足感に変化

外国人雇用, 新型コロナウィルス

新しい在留資格「特定技能」が施行し1年が過ぎました。施行した2019年4月では、“人手不足”により倒産する会社もあり、人手不足を担うために施行した「特定技能」は、日本の企業にとって大きな期待となりました。

しかし2020年5月現在、まさか新型コロナウィルス感染という日本だけではなく、全世界に大きなダメージとなるウィルスが蔓延し、全世界に多くの感染者を出し、経済に大きな影響を与え続けています。

同じような世界経済にダメージを与えた “リーマンショック” 以上となり、景気が急速に悪化しています。

株式会社帝国データバンク資料による

上記の表から分かるように、2019年4月では従業員が「不足」している職業は、農林水産業が71.1%と多く、続いて建設業が66.3%となっています。
「技能実習」や「特定技能」でも、多くの外国人が就労している分野となっています。2020年4月では新型コロナウィルス感染の影響で、外出自粛や休業が広がった影響で、経済活動がストップし、業務量が大幅に減ったことで人手不足にも変化が起きています。

株式会社帝国データバンク資料による

“人手不足” 割合が減少する一方で、人手が「過剰」と感じている割合が急増しています。特に、外出自粛や外国からの渡航禁止による影響で、〔旅館・ホテル〕では休館するホテルが続出し、倒産したホテルもあります。

その他にも〔飲食店〕や〔娯楽サービス〕にも同じような傾向がみられます。〔旅館・ホテル〕〔飲食業〕では、「特定技能」で新たに受け入れることが出来る業種となり、日本に在留する外国人や、海外にいる外国人にとっても大変人気のある業種となっています。

日本では、〔外食分野〕〔宿泊分野〕の特定技能試験が多く実施され、受験する外国人も多くいました。しかし、今回の新型コロナウィルス感染の影響で、休業や解雇されてしまう外国人も少なからずいるはずです。

しかし今後は新型コロナウィルス感染の影響で大幅に制限されていた生産も徐々に回復するはずです。日本へ入国を待つ外国人も多くいますので、まずは日本の経済を立て直し、日本人も外国人も安心して仕事し生活できるようにする必要がありますね。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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