外国人労働者が日本で感じること
何度もお伝えしておりますが、2019年4月1日
より、新しい在留資格「特定技能」が施行しました。
「技能実習」「特定技能」と、外国人が日本で
働く事ができる在留資格は様々です。
日本で働くということは、日本の〔労働基準法〕
や働く会社の〔賃金規定〕や〔就業規則〕に従う必要があります。
海外では、
・休憩時間が3~4時間
・朝6時半~7時くらいから仕事し、15時半に帰宅ラッシュが始まる
・夏季休暇が1週間~1ヵ月程度ある
・週休3日制
など様々です。
では日本で働く外国人は、日本の会社をどう思っているのでしょうか?
マイナビが日本でアルバイト経験のある15歳以上の外国人294名に実施した、「在日外国人のアルバイト意識調査」では、次の結果が報告されました。
●日本で働いてみて感じた母国とのギャップ
1位 挨拶・マナーが厳しい(39.1%)
2位 時間に厳しい(36.1%)
3位 上下関係が厳しい(34.7%)
●アルバイト探しで魅力を感じる条件
1位 外国人を歓迎している(48.6%)
2位 給料が高い(41.8%)
3位 交通費がもらえる(37.1%)
●日本でアルバイトを探す際に大変なこと
1位 外国人が勤務可能時間な求人が少ない・限られている(40.1%)
2位 日本語での履歴書、書類の準備(27.9%)
3位 求められる日本語レベルが高すぎる(26.5%)
日本での常識とされる挨拶や、時間厳守が外国人には難しいと感じているようです。
今はいなくても、これから皆さんの職場で外国人と一緒に働くことになるかもしれません。
もし外国人労働者が、休憩時間を10分多くとり、
職場に戻ったとしても、頭ごなしに注意しないで
ください。
日本では考えられない職場のルールや、規則が
海外にはあり、働く外国人にとってはそれが
当たり前なのです。
そんなときは、「あなたの国では、それが当たり前だけど日本のルールはこうなんですよ。」と優しく何度も何度も教えてください。
そして、日本人も外国人も共に働きやすい職場を
作るよう努力をし、お互い快適な関係で仕事を
していけるようにしましょう。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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