「技能実習」外国人技能実習機構へ是正を申し入れ
以前、ブログでも落ちた絵しましたが、宮城県石巻市の水産加工会社で働いていた技能実習生3人が、受入れ企業から退職を強要された問題で、外国人技能実習機構(仙台事務所)に相談したことろ機構の担当者から労働組合の脱退を促すメールを送付されるなどしたとして、外国人技能実習機構に是正を申し入れました。
この3人に技能実習生は、受入れ企業である水産加工会社からパワハラや賃金の未払いなどがあり、更に退職まで強要されていました。その旨の相談を外国人技能実習機構へ行ったところ、機構の担当者から3人にも悪いところがあるとして受入れ企業に対して謝罪の手紙を書くように言われ書き、監理団体を通して渡したところ「中身に誠意がない」として拒否されました。そして個人的にみつけた労働組合に加入したところ、労働組合への脱退を勧められました。
このように技能実習生が相談する場所である「外国人技能実習機構」が実習生の保護を怠り、実習先である受入れ企業の違法を知りながら調査しなかったことを【労働者の権利を侵害するもの】として是正を申し入れました。
技能実習生から相談の申し入れがあり調査を行っていないということはないとは思いますが、管轄する地域に技能実習生が多い場合、さまざまな所からの相談等が寄せられているため、対応が順次になり遅いと思う場合もあるかと思います。しかし今回のように新聞やニュースで対応の遅さを取り上げるのは、私個人の意見としてはいかがなものかと思いました。
技能実習生が本当に伝えたい事や技能実習機構に対して行ってほしいことがねじ曲がり、違う内容で伝わってしまう場合もあります。双方にとって良い方向に話し合いがすすみ、問題が解決できれば良いなと思います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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