ベトナム 日本からのワクチン100万回分が到着
日本がベトナムに対し無償で提供した新型コロナウィルスのワクチン100万回分が6月16日の夜、ベトナムの首都ハノイの空港に到着しました。
今回、ベトナムに送られたのは日本が調達し、日本国内で製造されたアストラゼネカ製のワクチン100万回分です。ベトナムでは4月以降、各地で新型コロナウィルスの感染者が増加しています。
その中でベトナム国内でのワクチンの接種率は人口の1%程度にとどまっていて、ワクチンの調達が大きな問題となっていました。
ベトナムのロン保健相は「ワクチンの提供に心から感謝を申し上げる。最大限活用したい」と述べ、送られたワクチンは感染者数が多い南部の都市ホーチミンで使用するとのことです。
ベトナムではワクチンの調達が急務となっています。ベトナム国内でも国産のワクチンの製造も進められています。製造会社では6月10日から最終となる第3段階の臨床試験を行っています。
日本国内でも65歳以下の方にも、ワクチン接種券が配布され、各地で接種が進んでします。
今後はベトナムでも国内外からのワクチンの調達で接種も進み、少しでも感染者が減ることが期待されます。ワクチンの接種が進めば現在、入国や帰国できずにいるベトナム人も少しは希望が持てるのではないでしょうか。
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