転校を希望する留学生を鎖で拘束

ベトナム, 出入国在留管理庁, 留学生

まだこんな事をしているのかと呆れて何も言えません。福岡市内にある日本語学校「西日本国際教育学院」で、転校を希望していたベトナム人留学生に対して、職員が生徒のベルトと自身のベルトに鎖をくくりつけ南京錠で施錠し、数時間拘束する動画が撮影されていました。

今回の動画について、出入国在留管理庁は留学生への人権侵害があったとして、【現在、受入れている留学生全員の転校】と【新規留学生の受入れを認めない】といった厳しい処分を行いました。

この西日本国際教育学院には現在、600人の留学生が在籍していますが、600人の留学生には転校させるように学校に指導しています。技能実習生にも人権侵害や、技能実習計画に虚偽がった場合などは外国人技能実習機構から監理団体や受入れ企業に対して、新規技能実習生の受入れを5年間停止し、現在受入れている技能実習生は他の受入れ企業に移ることになります。

厳しい処分があることを忘れず、留学生や技能実習生、特定技能外国人を適切に受け入れなければなりません。動画が見つからなければこのような人権侵害も分かりませんでしたので今一度、留学生を受け入れる学校の見直しを行う必要があると思います。今後、このような事が起こらないように、受入れている留学生を守っていただきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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