「技能実習」 縫製技術コンクール
東海地方で縫製業に従事する技能実習生18人が、縫製の技術を競うコンクールに参加しました。
参加した技能実習生は東海地方の4つの監理団体20社に在籍する技能実習生から選ばれた18人のベトナム人や中国人技能実習生です。
選抜された技能実習生は、車の座席シートを縫製し、縫製の正確さ・スピードを競います。
縫製業に従事する技能実習生ですが、よくニュースで耳にする、〔残業代未払〕〔最低賃金より低い給料〕〔サービス残業〕など労働問題が多発しています。2019年には〈今治タオル〉が有名な縫製工場で、厳しいノルマ・朝7時から夜11時まで労働・休憩15分・狭い寮に大人数で居住し洗濯物を乾かす場所もないようなニュースが放映されました。その結果、技能実習生は外国人技能実習機構に保護され、今治タオルの不買運動にまで起きることになりました。
縫製分野は、「特定技能」へ移行することが出来ません。「技能実習」のみになりますので、労働力ではなく技能実習特のために受け入れている企業も、技術習得に必要なスキルを提供しなければなりません。今後はこのようなイメージの悪いニュースばかりではなく、きちんと技術を習得し縫製のコンクールに参加し技術を競い合うといった良いニュースも今後はたくさん聞けるようになれば良いですね。もっと技術習得に向けて頑張っていただきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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