「技能実習」新型コロナウィルスの影響で入国できず
日本では、新型コロナウィルスが依然として猛威をふるっており、日本全国で感染が広がっています。
日本だけではなく、中国(約80,000人感染 約3,100人死亡)、イタリア(約7,400人感染 約370人死亡)、イラン(約3,500人感染 約100人死亡)、韓国(約6,500人感染 約50人死亡)と、世界中に感染が広がっています。
その中、技能実習生の第2番目の送出し国である中国からの技能実習生が、日本に入国できない状況になっています。
●長野県
中国からの農業分野で入国する予定の中国人技能実習生、約500人が入国できない状況になっています。ビザの発給の遅れや、航空券が取れないなどが理由です。
高原野菜の収獲の繁忙期に入る5月中旬までに実習生が入国できれば影響はありませんが、それ以上に入国が遅れると生産農家の人手不足に陥る可能性があります。
●静岡県
静岡県と中国・ 浙江省は1982年4月の友好提携移行、多くの技能実習生を受け入れています。静岡県には 浙江省に現地法人を置く企業が34社あり、そのうち派遣する12社では、3月12日時点ですべての事業所が操業をストップしているそうです。
焼津市にある車の部品を作る会社では、従業員役100人のうち、 浙江省からの技能実習生は約1割の9人が在籍しています。
5月、6月の入国予定の技能実習生もいるそうです。
中国人のように、ビザの発給の遅れや、航空券が取れず入国できないだけではありません。
カンボジアやベトナム人の技能実習生候補者が、日本への入国を拒否するケースもあるそうです。
日本への入国もですが、日本からの渡航を制限している中国の一部の地域へ技能実習を修了し帰国する技能実習生もいます。修了した技能実習生も帰国できない状況になっています。
今回の新型コロナウィルスの影響で、さまざまな製造や物流、イベントなどの中止により経済も大きなダメージを受けています。
経済産業省は、新型コロナウィルスで影響を受ける事業者への、経営相談窓口の開設や、セーフティネット保証制度の実施などを呼びかけています。
詳しくは経済産業省HP
1日も早く収束することを毎日祈るばかりです。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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