「技能実習」監理団体2団体の許可取消し、実習計画認定2社12件の取消し
出入国在留管理庁と厚生労働省は、2022年12月16日付けで、監理団体2団体の取り消しと、2社12件の技能実習計画の認定の取消しを通知しました。
◆監理団体に対する許可取消し理由
・技能実習を行わせようとする者に不正に技能実習計画の認定を受けさせる目的で、虚偽の技能実習計画認定申請書を外国人技能実習機構に提出したこと
・傘下の実習実施者に適切な技能実習計画に作成指導を行っていなかった
・出入国若しくは労働に関する法令の規定に違反する事実を隠蔽する目的で、虚偽の文書を外国人技能実習機構に提出したこと
・技能実習を行わせようとする者に不正に技能実習計画の認定を受けさせる目的で、虚偽の文書を提供した
◆技能実習計画認定の取消し理由
・技能実習等の習得等に必要な機械、器具その他の設備を備えていなかった
・外国人技能実習機構の職員に対し、出入国又は労働に関する法令の規定に違反する事実を隠蔽する目的で虚偽の帳簿書類を提示した
・認定計画に従って技能実習を行わせていなかった
【技能実習計画の認定が取り消された場合】
技能実習を行わせることができなくなり、現在受入れている技能実習生の受入れ継続も出来なくなります。また、認定の取消しを受けた旨が公示されることとなり、不適正な受入れを行っていることが周知の事実となるほか、取り消しの日から5年間は新たな技能実習計画の認定が受けられなくなります。
技能実習制度は、技能実習生に対して行わせる作業や時間が細かく決められており、定期的に報告する義務があります。そして日本人であっても外国人であっても、日本の法律に守られ、法律を犯せば厳しい処分が待っています。法律に基づき、徹底した監理を行っていただきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、
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