技能実習生・特定技能外国人の妊娠と出産
何度かこのブログでもお伝えしていますが、技能実習生や特定技能外国人が妊娠しした場合、妊娠を理由に職場を解雇し帰国させることは出来ません。
何度か技能実習生が妊娠し、出産したにも関わらず、産まれて間もない赤ちゃんを遺棄したといったニュースがありました。その理由について技能実習生は「誰にも相談できなかった」「妊娠していることが分かれば帰国させられる」「今、帰国すれば借金が返済できない」など、これまでの噂や一人で考え付いた結果が、このような事件へと結びついています。
そもそも妊娠し出産することは、外国人だけでなく日本人でも覚悟と勇気がいります。大変幸せな事ですが、誰しも幸せとは限りません。しかしどんな理由があっても妊娠したことは事実ですし、時間を戻すことは出来ません。帰国させられる、相談できなかったといった理由でこのような事件を起こすことは間違っています。
技能実習生や特定技能外国人も立派な成人です。自分の考えの下、日本に来ることを選択し仕事をしているわけですから、どんな事情があったにせよ責任は取らなくてはなりません。どうか技能実習生や特定技能外国人を受け入れる企業や監理団体の皆さんは、もし妊娠していることが分かった場合、以下のブログに書いたように必ず意思を確認してください。そして今後このようなニュースが出ないよう適切に対処してください。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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