「特定技能評価試験」の現状②
では引き続き、「特定技能評価試験」の現状についてご説明します。
〔農業分野〕
2019年10月26日~2019年12月19日までの試験スケジュールが発表されています。開催国は、フィリピン(マニラ・セブ・ダパオ)で実施されます。
ダパオ以外は、比較的、多くの日で試験が実施されています。
試験の申し込みも随時受付中です。
受験申込手続きのご案内はこちら(フィリピン)
試験申し込みはこちら
今後、2020年1月又は3月に国際交流基金(※)が実施予定の日本語基礎テストと同じ年で、同じ日に試験を実施する予定です。
・中国
・ベトナム
・インドネシア
・カンボジア
・タイ
・ミャンマー
日本での試験は準備中となります。
(※)国際交流基金は、「特定技能」の要件にある日本語検定を実施する機関です。
〔飲食料品製造業分野〕
第1回試験は、2019年10月16日~2019年10月18日に実施されました。全国8ヶ所で実施され、定員は全国あわせ1,490名となります。
合格発表は、10月下旬に「一般社団法人外国人食品産業技能評価機構」のホームページで発表されます。
また、受験者が受験申請のときに登録した、メールアドレスにも、合否がメールされます。
“国外試験”は準備中となり、第2回試験は発表されていません。
一般社団法人外国人食品産業技能評価機構
〔外食業分野〕
第1回~3回まで実施されています。
合格率はというと、
<第1回>東京・大阪2ヶ所で実施済
試験日:2019年4月25日
定員:338名
受験者数:460名
合格者数:347名
合格率:75.4%
<第2回>全国7ヶ所で実施済
試験日:2019年6月24日~28日
定員:2,032名
受験者数:1,364名
合格者数:984名
合格率:72.1%
<第3回>全国3ヶ所で実施済
試験日:2019年9月6日
定員:400名
受験者数:370名
合格者数:215名
合格率:58.1%
第4回全国7都市で実施予定で、2019年11月18日~2019年11月20日で実施されます。定員は全国あわせ3,580名です。合格発表は2019年12月上旬です。
試験の申し込みはすでに締め切られています。(定員に達した為)
やはり、人気の外食分野は多く申し込みがあったようです。
第5回試験は発表されていません。
受験案内はこちら
国外試験では、 フィリピン(マニラ・セブ・ダパオ)で実施されます。2019年11月2日~2019年12月19日の間で実施されます。
ダパオ以外は、比較的、多くの日で試験が実施されています。
2019 年10月18日(日本時間13:00~)から申し込みができます。
受験申込手続き案内はこちら(フィリピン)
試験申し込みはこちら(フィリピン)
〔PROMETRIC〕から試験の申し込みを行う場合、事前に[IDの取得]をし、自身の登録を完了させる必要がありますので、注意してください。
[IDの取得]は、試験申し込み前でも出来ますので、事前に登録しておくことをおすすめします。
以上で「特定技能評価試験」の現状をお伝えしました。
やはり、外食業が人気がありますね。
しかし、日本政府がかかげる2019年度に45,000人の受け入れまでは、まだまだ追いついていない感じがします。
あと、都市部に特定技能外国人が集中しないよう。といいますが、確実に東京都で実施される試験数は多く、定員も地方都市とは比べものにならないほど多いものになっています。
国外で実施される試験も少なく、この「特定技能」制度は、“見切り発車” した感じがします。早く制度を整えてもらえること切に願います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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