結核患者、外国人が1割 20代が7割

ベトナム, 中国, 困ったこと, 特定技能制度

こんな記事を目にしました。
2019年9月13日の「毎日新聞」によると、
結核患者に占める外国人の割合が2018年初めて
1割を超えたそうです。(厚生労働省による)

“結核”は、食器や物を介してうつる事はありま
せんが、たまたま肺に結核の病巣を持つ人が、
私達と普通に会話したり、「ゴホン!」と
1回咳をするだけで、吐き出されるシブキの中の
結核菌が吐き出され、その吐き出された結核菌が
近くにいる人に吸い込まれる事で感染を起こします。

結核菌は日光の中の“紫外線”に弱いため、結核菌を
持つ人の“そばにいる人”に対してうつる事が
多いそうです。

外国人患者の出身国は、フィリピン、ベトナム、
中国の順に多く、結核が流行するアジア6カ国で
8割を占めているそうです。

技能実習生の半数を占めるベトナム出身の患者は、
289人で5年前の4倍も増えました。
外国人患者の入国時期は「5年以内」が半数。
発病したまま入国するケースもあるそうです。

技能実習生は、日本に入国する前、母国の送出し
機関が運営する、日本語学校や訓練校に入学し、
約3ヵ月の間、共同で生活し、日本語の学習や、
日本の礼儀や技術を学びます。

“共同”で生活する間に、“結核”が人から人へ
知らない間にうつり、その後、日本に入国している
のかもしれませんね。

最近は、日本入国後の健康診断で、
“結核菌の検査(胸部X線検査、喀痰検査)”
を実施する監理団体や受入企業も増えてきています。

感染する病気は、1人ではなく、共に働く人達にも
感染しかねない病気なので、未然に防ぐことは
とても大切になりますね。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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