介護士を目指す外国人留学生
高齢化が進み日本各地で介護職員が不足している問題は皆さんもご存じだと思います。厚生労働省は近い将来必要になる介護職員数を発表しています。2019年度時点で介護職員として働いていた人数(約211万人)を基準として、
2023年度⇒約233万人(約22万人増)
2025年度⇒約243万人(約32万人増)
2040年度⇒約280万人(約69万人増)
が必要になると見通しています。
新潟県内に介護福祉士の国家資格を目指す、日本語学校と合わせて3年間の間に介護を勉強する専門学校があります。外国人留学生のみが在籍し2021年4月に開設し、モンゴルやベトナムから入国した留学生38人が在籍しています。
介護福祉士といえば経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士候補者の第34回の合格者は374名(合格率36.9%)となっていますので、外国人が介護福祉士を目指すことは相当むずかしい事が分かります。外国人が日本滞在中に国家資格に合格し介護福祉士の資格を取得すると日本で期間なく就労することが可能となります。
このように日本語学校と介護福祉士の資格を取得できる専門学校があれば、将来の資格や仕事にもつながり、日本で就労を希望する外国人にとっては、とても素晴らしい取り組みをしている学校だと思います。このような学校を今後もっと増やしていってもらいたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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