送り出し機関①
今回は、【送り出し機関】について
説明していきたいと思います。
【送り出し機関】とは
名前のとおり、送り出す機関です。
下記の図をご覧ください。
【技能実習】では、外国人はもちろん
日本国外にいます。
日本で就労希望の外国人は、まず
【送り出し機関】へ登録します。
【送り出し機関】は日本の【監理団体】と
連携し、
受け入れたい企業=日本で働きたい外国人
をつなぎます。
●外国では
日本で働きたい外国人にたいし、
・日本語の学習
・日本のマナーの勉強
・就労内容の指導
など、約3ヶ月ほどかけて教えます。
日本でいう、
「ビジネススクール」+「日本語学校」と
いったところでしょう。
●日本では
外国人を受け入れたい企業に、
・どのような外国人を希望するか
・年齢は何歳くらい
・いつ頃の入国を希望するか
など、ヒアリングを行います。
お互いの希望が固まれば、日本企業は
担当者と監理団体の職員と共に、現地に
行き面接を行います。
面接では、
・人柄
・やる気
・志望動機
をみながら面接を行います。
日本の面接とほぼ同じです。
面接終了後、外国人は勉強を続け、
受け入れ企業は、日本の生活に必要な
準備を始めます。
その間、【送り出し機関】は、
・パスポートの準備
・日本で申請に必要な書類の作成
などを行います。
日本、送り出し国、両者で入国する
ための準備を行います。
しかし、【特定技能】では
【送り出し機関】が存在しません。
受け入れたい企業=日本で働きたい外国人
が直接契約し、お互いが一致すれば
《雇用契約》を双方で締結します。
ということは、受け入れ企業では
すべての書類の作成、日本での準備と
大変な業務が待っています。
そこで、次に説明する【登録支援機関】
の存在になります。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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