「特定技能評価試験」の現状①
「特定技能」という新しい在留資格が施行して約6ヶ月が経過しました。
「技能実習」→「特定技能」へ移行する場合、技能実習と同じ職種であれば、「特定技能評価試験」の試験は受ける必要がありません。
しかし、技能実習生以外の留学生などは、特定技能評価試験と、日本語検定N4以上を受検し合格する必要があります。
では、「特定技能評価試験」の現状はどうでしょうか?
分野別にみていきましょう。
《特定技能評価試験の準備中》未実施
・素形材産業分野
・産業機械製造業分野
・電気・電子情報関連作業分野
・建設分野
・造船・舶用工業分野
・自動車整備分野
・漁業分野
すべて、技能実習からの移行ですから、こんなもんか。と正直思ってしまいました。
〔介護分野〕
10月~12月の試験スケジュールが発表されています。開催国は、
・フィリピン
・インドネシア
・ネパール
・カンボジア
・日本(東京・大阪)
比較的、多くの日で試験が実施されており、“介護技能評価試験”“介護日本語評価試験”を同時に受験することになります。
「特定技能」の中では、一番受験しやすい分野となります。
試験の申し込みも随時受付中です。
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〔ビルクリーニング分野〕
第1回試験が実施されます。現在日本のみの実施です。全国8ヶ所、2019年11月16日~2019年12月2日の間で実施されます。
試験の申し込みはすでに締め切られています。
定員は全国あわせ700名です。 合格発表は2019年12月25日です。
“国外試験”は準備中となり、第2回試験は発表されていません。
公益社団法人全国ビルメンテナンス協会
〔航空分野〕
密かに第1回試験が発表されていました。航空分野は“航空機整備”“グランドハンドリング”の試験があります。
◆航空機整備
モンゴル(ウランバートル)で2019年10月26日に開催されます。
試験の申し込みはすでに締め切られています。
定員は60名となり、合格発表は2019年11月8日です。
日本での試験は準備中となり、第2回試験は発表されていません。
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◆グランドハンドリング
日本(東京都)で2019年11月15日に実施されます。午前(定員100名)/午後(定員100名)と2回実施されます。
2019年10月10日~2019年10月25日まで申し込みが出来ます。
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国外試験では、フィリピン(マニラ)で2019年11月23日実施されます。定員50名となります。
試験の申し込みはすでに締め切られています。 (定員に達した為)
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〔宿泊分野〕
第1回試験は2019年4月14日に実施され、受験者数391名、合格率71.6%と高い合格率となります。
第2回は2019年10月6日に、全国7ヶ所で実施され、定員は全国あわせ1,000名です。合格発表は2019年11月1日です。
第3回試験は発表されていません。
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国外試験では、ミャンマー(ヤンゴン)で2019年10月27日に実施されます。
定員250名となります。合格発表は2019年11月15日です。
試験の申し込みはすでに締め切られています。 (定員に達した為)
受験案内はこちら(ミャンマー)
長くなりましたので、〔農業分野〕〔飲食料品製造業分野〕〔外食業分野〕は次回、ご案内します。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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