その行為、日本人労働者にもしていますか?
【彷徨う外国人技能実習生 夢見た国で(日テレNEWS24より)】
外国人労働者だから、外国人技能実習生だから、特定技能外国人だから。と不当に外国人の自由を制限したりしていませんか?
動画のベトナム人技能実習生の女性は、友人と故郷を思い出しビールを飲み、帰りが遅れただけで、受入れ企業から“解雇”を言い渡されました。
このベトナム人女性は労働相談ユニオンセンターと連絡が取れたおかけで、技能実習期間の残り1か月分の給料を支給され、ベトナムに帰国しました。
この女性にとっては1か月分の給料を取り返すだけでよかったのです。しかし不当に解雇されたことも、働けたであろう残り1か月分の給料ももちろんですが、外国人だからといって、
・外出届を提出させる
・ビールを飲んではいけない
・11畳ほどの部屋に3人を居住させている
・2段ベッドの1段が個人スペースとさせている
など、受入れ先には、正直言ってつっこみどころが満載でした。
「どこに行く?」「誰と会う?」「何時に帰る?」「何を食べる?」。このような質問を日本人労働者にもしていますか?この他にも、
・外泊禁止
・外国人宛に来た郵便を勝手に開封して読む
・暴言や暴力をふるう
・民族や宗教的な儀式や習慣を制限し禁止する
・セクハラやパワハラを行う
これらの行為は人権侵害であり、これらを理由に“解雇”することは、不当な扱いとなります。受け入れている外国人に対して、この行為や言葉はどうか?と心配になる場合は、同じ行為を日本人労働者に行っているか考えてください。
行っていなければ不当な行為となります。外国人だから技能実習生だからと特別扱いする必要はありません。日本人と同じように接することを忘れないでください。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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