夕張メロン 技能実習生不在 8万玉減産

技能実習制度, 農業分野

北海道夕張市では、新型コロナウィルスの影響で、技能実習生が入国できないために、夕張メロンの作付け株数2万株(メロン8万玉)減らさなければならない状況にあるということです。

毎年2月下旬に入国していた中国人技能実習生が、今年はコロナの影響で41人入国できませんでした。
夕張メロン農家はここ数年、1戸当たりの経営面積を拡大、その反面に農家の高齢化などで人手が足りず、技能実習生は生産を維持する上で貴重な人材となっていました。
日本人アルバイトを雇うなどし対策を講じてきましたが、それでも人手不足は解消できず規模を縮小するしかありませんでした。
技能実習1号から技能実習2号に移行するなど早めの対策を取っていましたが、新たな技能実習生の入国が出来ないことは、多くの農家で想定されていませんでした。

メロン農家だけではなく、多くの農家や漁業などでも技能実習生が入国できないことで、規模を縮小しています。
緊急事態宣言も延長されましたので、今後も実習生の入国は遅れるでしょう。
毎日、早く収束することばかり期待しています。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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