鳥取県境港市 ベトナムから初の国際交流員が着任
鳥取県境港市は年々、水産業を中心とした技能実習生が増加しています。2021年3月末時点で、境港市の人口の1.57%にあたる524人の外国人が居住しています。
その国籍は15か国にもなり、最も多いのはベトナムで262人、韓国71人、フィリピン53人、中国36人、ブラジル30人、インドネシア28人となります。
在留資格別には、「技能実習」が256人と最も多く、「特別永住者」78人、「永住者」76人、「特定活動」36人、「定住者」21人となっています。「外国人材から選ばれる町」として外国人が安心して暮らせるよう、日本人のボランティアが日本語クラスを開催するなど、地域に住む人々とふれあいながら、お互いの理解が進むよう交流してきました。
そして境港市で初めてベトナム人の国際交流員を迎えました。境港市に着任したのはタム・ゴック・クァンさん(25)です。クァンさんは境港市に在留するベトナム人が、気軽に相談できる場所や、生活のサポートが必要だと考えクァンさんを受入れました。
クァンさんはハノイ国家大学外国語学部で日本語を学び、埼玉大学に1年間留学しています。今後は境港市に在留するベトナム人の相談業務や、ベトナム語での情報発信、境港市役所を訪れる方へ通訳などを担当します。任期は2022年7月31日までです。
このように、外国人が在留している市区町村全体がそこで生活し就労しているサポートする体制を作り、見守っていく取組はとても素晴らしいと思います。
どこに相談して良いか分からないではなく、中心である市役所に気軽に相談でき、問題を解決できれば一番の安心になると思います。外国人を受け入れる市区町村は、是非このような取り組みを積極的に行っていただきたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、
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