「技能実習」1監理団体の改善命令 実習計画認定11社207件の取消し

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出入国在留管理庁と厚生労働省は、2022年4月28日付けで、11社207件の技能実習計画の認定の取消しを通知しました。

◆監理団体の改善命令の理由
・実習実施者に対して、3ヶ月に1回以上の監査を適切に行っていなかった
・監査終了後、遅滞なく監査報告書を作成・提出していなかった
・外国人技能実習機構から複数回にわたり指導を受けたにも関わらず、同様の違反を繰り返したこと

◆技能実習計画認定の取消し理由
・認定計画に従って技能実習を行わせていなかった
・地方出入国在留管理局により外国人の技能実習に係る不正行為に対する通知を受けたことにより、出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたと認められた
・労働安全衛生法違反により罰金の刑に処せられ、出入国又は労働に関わる法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたと認められた
・認定計画に従って賃金を支払っていなかった
・技能実習生の人権を著しく侵害する行為を行った

【技能実習計画の認定が取り消された場合】
技能実習を行わせることができなくなり、現在受入れている技能実習生の受入れ継続も出来なくなります。また、認定の取消しを受けた旨が公示されることとなり、不適正な受入れを行っていることが周知の事実となるほか、取り消しの日から5年間は新たな技能実習計画の認定が受けられなくなります。

このところ毎月、監理団体と実習実施者に対する処分が行われています。技能実習制度は、技能実習生に対して行わせる作業や時間が細かく決められており、定期的に報告する義務があります。そして日本人であっても外国人であっても、日本の法律に守られ、法律を犯せば厳しい処分が待っています。法律に基づき、徹底した監理を行っていただきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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