「技能実習」実習計画認定5社 43件の取消し
出入国在留管理庁と厚生労働省は、2024年1月26日付けで、5社43件の技能実習計画の認定の取消しを通知しました。
◆技能実習計画認定の取消し理由
・認定計画に従って技能実習を行わせていなかった
・外国人に不法就労活動をさせた
・出入国又は労働に関する法令に関し不正又は又は著しく不当な行為をした
・技能実習生の人権を著しく侵害する行為を行った
【技能実習計画の認定が取り消された場合】
技能実習を行わせることができなくなり、現在受入れている技能実習生の受入れ継続も出来なくなります。また、認定の取消しを受けた旨が公示されることとなり、不適正な受入れを行っていることが周知の事実となるほか、取り消しの日から5年間は新たな技能実習計画の認定が受けられなくなります。
このところ毎月、監理団体と実習実施者に対する処分が行われています。技能実習制度は、技能実習生に対して行わせる作業や時間が細かく決められており、定期的に報告する義務があります。そして日本人であっても外国人であっても、日本の法律に守られ、法律を犯せば厳しい処分が待っています。法律に基づき、徹底した監理を行っていただきたいと思います。
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