「技能実習」社長の指示で無免許運転

中国, 技能実習制度

免許のない技能実習生に車を運転するように指示した受入れ企業と社長が書類送検されました。

この会社では、中国籍の技能実習生が無免許と知っていながら、自社のトラックを運転させ、巡回していた警察官が発見しました。実習生は「社長の指示で運転した」と話していて、経営者は「作業効率を上げるために運転するように指示をした」と運転を指示したことを認めています。

現在、技能実習生や特定技能外国人が運転免許を取得することは禁止されていません。実際、私がサポートしているスリランカ人の特定技能外国人は、受け入れ企業のサポートを受け運転免許を取得しました。免許を取得する場合には、運転の実技試験と学科試験を受験する必要があります。

そして運転するために、交通ルールや自動車保険の加入などが必要となります。「ちょっとぐらい」と考えるには甘い判断だと思います。車の操作を誤り自身だけでなく、他の人を巻き込むこともあり大きな事故につながります。
技能実習生の命を軽く見るだけではなく、他人の命も軽く見ている行為だと私はこの判断の甘さだけでは済まされない行為だと思います。二度とやめていただきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

NHKスペシャル「夢をつかみにきたけれど ルポ・外国人労働者...

1号特定技能外国人支援計画書, ベトナム, 中国, 事前ガイダンス, 任意的支援, 保証金, 優良要件, 出入国在留管理庁, 出入国管理および難民認定法, 困ったこと, 在留資格, 在留資格認定証明書, 外国人就労サポート, 外国人技能実習機構, 外国人生活サポート, 外国人雇用, 失踪, 技能実習制度, 技能実習計画, 支援委託契約書, 支援計画, 特定技能制度, 留学生, 登録支援機関, 監理団体, 統計データ, 義務的支援, 送り出し機関, 違法