福島県警本部と福島県国際交流協会は、県内に住むベトナム人技能実習生に“交通安全”や“防犯”を指導する講習会を開きました。

福島県内に住む、製造業や農業などに従事する技能実習生が17人参加しました。講習の内容は、交通安全・防犯に関する日本語の単語や意味を、イラストやクイズを交えて紹介します。県警本部生活安全企画課の担当者が、福島県内の犯罪情勢や、生活上の注意について説明しました。

私も技能実習生が入国し1ヶ月の講習を行った際、「法的保護講習」と共に技能実習生が1ヶ月居住する監理団体の寮を所轄する警察に依頼し、「交通安全講習」を実施していただいていました。
所轄警察の担当者の方は、
・在留カードの見方
・何か起こった時の警察へ連絡の仕方
・交通ルール
・防犯に関すること
などを丁寧に説明していただきました。

技能実習生の皆さんも、日本に入国後すぐに本物の警察官と接することで、警察は怖い存在じゃないことを分かっていただけます。そしてなにより、警察の方々にも技能実習生と会っていただくことで、実習生が住む寮の周りを警備し、守っていただくことが出来ます。

技能実習生や特定技能外国人が、日本で生活する上でバイクや自動車の免許を取得したいと申し出る可能性もあります。弊社がサポートさせていただいているスリランカ人の男性は、バイクの免許だけでなく自動車の免許も取得しました。日本の交通ルールと母国の交通ルールは、大きく違う場合が多いと思います。

母国では黙認されることでも、日本では「道路交通法違反」となり罰金や刑が科せられます。交通や防犯ルールは警察などに任せることができますが、それに伴うバイクや自動車の取得方法、自賠責保険の加入、任意保険の加入などは、技能実習生や特定技能外国人を受け入れる企業や、監理団体、登録試験機関が教える必要があります。

“ルールと責任”はきちんと教え、日本の法律を遵守するよう徹底しなけれななりません。命に係わる事もありますので、免許の取得には十分な注意が必要だと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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