特定技能と技能実習④

ベトナム, 中国, 技能実習制度, 特定技能制度, 統計データ

今回は、《受け入れ国》について
説明していきたいと思います。

まず、これから入国する【特定技能】に
おける受け入れできる国です。
◆特定技能
・ベトナム
・中国
・フィリピン
・タイ
・ミャンマー
・カンボジア
・ネパール
・モンゴル
2019年6月時点では、9カ国の
受け入れが可能となります。

状況によって、これからも国が増える
可能性もあるといわれています。

では、【技能実習】ではどうでしょうか?
◆技能実習
・ベトナム
・中国
・フィリピン
・タイ
・ミャンマー
・カンボジア
・ネパール
・モンゴル
・インド
・インドネシア
・ウズベキスタン
・スリランカ
・バングラディッシュ
・ラオス
・ペルー
以上、15カ国からの受け入れが可能です。

下記のグラフをご覧ください。
2018年6月時点の、国別の技能実習生の
受け入れ人数です。

違和感を感じることはありませんか?

そうです。
“技能実習生”=“中国”
と思われる方がいらっしゃるはずです。

しかし、ご覧のとおり
中国<ベトナム
と大きく比率が変わってきています。

かつては、「中国人」が定番でしたが、
今や中国の国内総生産(GDP)は、
アメリカに次ぎ2位となっています。

これからも分かるように、数年前から
中国は国が豊かになりました。
最近、どこでも中国人を見かける事が
多くないですか?

地元の観光名所、ファミレス、コンビニ

これは、2017年に日中間の人的交流を
拡大するために、中国人旅行客のビザの
発給条件を緩和したためです。

これをみても分かるように、
中国経済が豊かになったため、2013年頃
から年々、技能実習で働きに来なくても、
中国国内で日本と同じ程度の給与所得が
見込まれる様になったからです。

中国人の減少と共に、2015年頃から
徐々に増えてきたのが、ベトナム人です。
次回は、もう少し中国人実習生の
お話をしたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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