日本の円安と外国人の送金
日本では記録的な円安が続いています。日本で暮らしている私にはあまり影響がないように思います。物価が上がったと言っても、買わないといけない食べ物や日用品はこれまでと変わらず購入しています。日本の円安を実感するのは、海外に旅行に行った時ぐらいかなと呑気に考えています。
しかし、日本に在留する外国人にとっては呑気な事を言っている状況ではありません。日本で仕事をする外国人にとって、日本で支給された給料を定期的に母国の家族や親族に送金しています。皆さんもご存じのとおり技能実習生や特定技能外国人は母国の家族に送金し、家族の生活を助け豊かにしています。
例えば今ネパールに送金した場合、1万円を送金すると8500ネパールルピーになります。以前では同じ1万円を母国に送金すれば1万3000ネパールルピーになったそうです。以前比べ2~3割減っているようです。多くの技能実習生は母国で借金し日本へ入国しています。そのため母国へ送金すればそのお金で借金を返済し、家族の生活を助けるため、回数を減らしまとめて送金するようにしています。
いつ円安が解消されるかわかりませんが、今の日本を離れて他の外国で働くことを希望している外国人も多いと聞いています。人材不足で始まった特定技能という在留資格ですが、今の日本はもっと選ばれにくい国になっているのでしょう。そのため、円安は関係なく技術や知識のある外国人には、同一の給料ではなく差をつけ、もっと努力すれば高い給料がもらえるような体制を作っていかなければなりませんね。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
この記事へのコメントはありません。