技能実習生による犯罪
昨今、日本に在留する外国人の犯罪をテレビの
ニュースで見ることがあります。
最近では、茨城県八千代町で高齢夫婦が死傷した
事件をご存知ですか?
この事件では、21歳のベトナム人技能実習生が
殺人未遂の容疑で逮捕されました。
動機にについてははっきりと分かっていません。
死傷された高齢夫婦とベトナム人技能実習生との
関係も分かりません。
逮捕されたベトナム人は、2018年秋から実習生として
高齢夫婦の自宅から約2kmの距離にある、実習先の寮に
住み、農作物の栽培などを行う技能実習生として就労
していました。
特に何の問題もなかったようです。友人の間でも、
事件を起こす実習生ではなかったようです。
現在、日本には約146万人の外国人労働者がいます。
外国人だけが犯罪を犯すわけではありません。
しかし、日本人と同じように文化や生活習慣、食生活や
言葉。さまざまな “違い” があります。
育つ環境や、現在おかれている状況によっても違います。
この事件を起こした技能実習生が、どのような状況に
いたのかは分かりません。
どのような状況にいても、犯罪を犯すことは間違いです。
お金が必要だったのかもしれません。
誰にも相談できなかった事があったのかもしれません。
彼は技能実習生ですので、母国の送出し機関、監理
団体、受入企業、外国人技能実習機構や出入国在留
管理局など、様々な機関に相談ができたはずです。
しかし、彼は犯罪を犯してしまいました。
外国人が関る犯罪は様々です。
・在留カードやパスポートの偽装
・不法就労の助長
・偽装結婚
・窃盗や詐欺
これから更に日本で就労する外国人が増えます。
それによって、犯罪に巻き込まれる外国人が増える
可能性もあります。
外国人がどのような事を考えているか分かりません。
しかし、悩みや心配事を相談できる環境は必要です。
相談できれば解決できることはあります。
日本人の私達も、日本で働く外国人に寄り添い、
共存できる環境を作っていくことが大切だと
思います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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