外国人労働者 母国への「仕送り」大幅減

新型コロナウィルス

これは少し前のニュースになりますが、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、世界各地で働く外国人労働者が母国に送金する「仕送り」が大幅に減ると見込まれています。

世界銀行は、途上国の多くの課程が貧困に陥り、経済に大きな影響が出ると私的しています。今年の低所得や中所得国への送金額は去年(2019年)にきらべて19.7%、金額にして1090億ドル日本円で11兆7000億円減少すると言われています。

送金額が減少する理由はもちろんですが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、外国人労働者の受入れ先の国で経緯在活動が停滞し、外国人労働者が職を失い、収入が大きく減少するためです。

日本に在留する「技能実習」「特定技能」外国人も、日本で仕事し、母国の家族に送金しています。
先日、お話を聞かせていただいた技能実習生は毎月、最低限かかる生活費を除き月に約10万円ほどを母国の家族に送金していました。

母国の家族は送金に期待し感謝しているはずです。もしかすると、家族の生活費になっているかもしれません。もしかすると家族が事業を始める資金になっているかもしれません。家を建てる、家畜を飼う。彼らからの送金はとても大切に使われているはずです。

日本でも新型コロナウィルス感染の影響で、仕事を失った技能実習生や特定技能外国人がいます。彼らは日本から帰国することも仕事をすることも出来ず、ただ日々どうやって生活するかを考えています。
様々な支援を受けようやく生活ができています。

日本政府も休業手当を受け取る事ができなかった労働者向けの給付金を創設することを目指しています。日本だけではなく、世界全体で多くの問題があります。
しかし、一つ一つ解決していくしかありません。
1日でも早く、日本に在留する外国人が安心して生活出来るようになると良いと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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