「オール高知」外国人向けの建設機械の技能教習所

「特定技能」「技能実習」分野, 建設分野, 技能実習制度, 技能検定, 特定技能制度

高知県内の土木建設業界で、人手不足を解消しようとする取り組みが始まりました。その取り組みとは、高知県内の団体と、高知県とが「オール高知」をうたい、高知県内で建設機械の実習をしている外国人向けに、技能講習を実施することです。

【建設機械施工職種】
・押土、整地作業
・積込み作業
・掘削作業
・締固め作業
などの作業を行い、ブルドーザー、ショベル、ロードローラ、フォークリフトなどの機械を使用し作業を行う。

高知県内の団体は、会員である外国人を雇用している建設土木会社に、高知県南国市に3月に開所する技能教習所「高知県建機技能センター」を紹介し、外国人の受講を呼び掛けます。一般的に現場で働く技能実習生は、資格をもたずに作業に従事している場合が多いことから、このような取り組みをすることで、県内で働く技能実習生に「特定技能」へ資格変更し、待遇を上げ正社員として従事してもらいという考えだそうです。

この職種は大きな機械を使用し作業を行います。そのため技能検定を行うにも機械の準備はもちろんですが、場所を確保する必要もあります。このような技能実習生の将来のスキルのために、場所と機械の提供と技能の教習所ですから、基本的な操作から高度な操作まで教えてくれるわけですから、外国人にとってはスキルアップが大いに望める場所となるでしょう。

高知県内だけではなく、全国的にこのような地域の団体が集まり、県内に在留する外国人がスキルアップできるような取り組みを行えると、とても良いと思います。この教習所ではベトナム語、中国語、ミャンマー語と英語の4言語で対応が可能ということです。どんどん活用していただきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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