「特定技能」建設業 技能評価プレ試験を実施
建設技能人材機構(JAC)は、2019年11月7日に、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで「特定技能」の〔技能評価試験〕の予行試験を実施しました。
技能実習3年目のベトナム人が模擬受験生として参加、鉄筋6人、型枠4人に分かれ、学科(CBT方式)と実技試験に挑みました。
予行試験の結果をもとに、日本で訓練を受けていない外国人に対応いた試験問題になるよう改善し、2020年3月にベトナムで実施予定の〔技能評価試験〕に備えます。
同じく2019年11月26日に、三重県桑名市の水谷建設で建設機械施工の〔技能評価試験〕のプレ試験を実施しました。この会社で働くベトナム人5人が模擬受験生として参加し、学科(CBT方式)と実技試験に参加しました。
建設機械施工の〔技能評価試験〕は2019年度内にベトナムのハノイの建設機械短期大学で実施する予定です。
建設技能人材機構(JAC)は2019年9月にこの大学を含む5つの訓練校と業務提携覚書を締結しています。
しかし、このタイミングでプレ試験を実施し、これからこの試験の結果を精査し、海外で実施する技能評価試験の対策を考えるわけですから、本当に2019年度内に実施できるのでしょうか?
ベトナムではこの教育訓練の参加希望者を募集し、技能評価試験に向けて勉強し、特定技能として働くために訓練します。
ベトナムは中国を抜き、技能実習生の数が一番多く、特定技能として働く希望者が多いと想定しています。
しかし、ベトナム国内のルールが定かになっておらず、決まっていることとしたら、ベトナムから日本で特定技能として働く場合、帰国した技能実習生、帰国した留学生を問わず、ベトナム国内の送出し機関を通して、日本に入国しなければなりません。
これ以外の費用などはまだ決まっていないと聞いています。
当社は現在、特定技能で働きたいスリランカ人のお手伝いをさせていただいています。その方は現在、スリランカに帰国しています。しかし、送出し機関を通す必要はありませんので、すべてスリランカ人と直接連絡をとっています。
不要な費用もかかりません。
どうか早急にルールを決めていただき、希望するベトナム人が特定技能として就労できることを願います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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