最低賃金　全国平均930円

厚生労働省が8月13日、2021年度の都道府県別最低賃金（時給）を発表しました。

前年と比べ全国で平均28円増えました。今回初めて、全都道府県で時給が800円を超えました。全国的に見ても東北、四国、九州地方が平均的に見ても時給が低く、都市部の東京などと比較しても221円の差が生じます。全般的に「時給」で働く技能実習生などは、221円の差は大きく、どうしても時給の高い都市部で働きたいと希望する人も少なくないでしょう。
労働力の流出を防ぐために、都市部と地方の賃金格差を縮める狙いがあったとされますが、労働力の流出防止であれば、全国的に同一の最低賃金にし、職種によって時給に差をつけるべきだと私は思います。何年たっても、大きな最低賃金の差は縮まらないものだな・・・と私は思いました。

新たな最低賃金は2021年10月1日から順次適用されます。

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