「特定技能」2021年3月末時点 運用状況

出入国在留管理庁, 特定技能制度, 統計データ

2021年5月25日、出入国在留管理庁は「2021年3月末の特定技能制度運用状況」について発表しました。

●特定技能在留外国人の推移
すでに日本に在留する外国人からの移行が大きく割合を占めています。
●国籍、地域別特定技能在留外国人の推移
ベトナム人が5割を超えています。
●国籍、地域別特定技能在留外国人増加数
直近ではインドネシア、カンボジア、ネパールが増えています。
●都道府県別特定技能在留外国人数の推移
千葉県、愛知県、東京都、千葉県で特定技能外国人が在留しています。
●都道府県別特定技能在留外国人増加数
愛知県の増加数がダントツです。
●分野別特定技能在留外国人数の推移
飲食料品製造製造業、農業が5割を占めています。
●分野別特定技能在留外国人増加数
飲食料品製造業、農業が大きく増加しています。これは、すでに日本に在留する外国人から特定技能へ資格を変更した結果です。諸外国から外国人が入国できない状況が続いていますので、当然の結果でしょう。
●技能試験等の実施状況について
海外では、介護、農業、外食の試験が実施されています。こんなに多くの合格者がいるはずですが、合格者の半分も在留していません。
●登録支援機関
初年度は多くの登録支援機関が許可されていましたが、現在は以前ほど登録する機関もいないようです。
●特定技能外国人の許可状況等について
すでに日本に在留する外国人からの移行が大きく割合を占めています。5割以上が在留資格を変更し特定技能外国人として在留しています。

2019年4月に特定技能という新しい在留資格が施行され早3年目となりました。新型コロナウィルスという予想もしていなかった大きな壁に当たりました。しかし、日本にとって人手不足は解決しなければならない問題です。早く新型コロナウィルスが落ち着き、日本に入国を末外国人が一人でも多く入国できることを期待したいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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