ベトナム 2022年のテト(旧正月)と建国記念日

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ベトナムのお正月【テト(旧正月)】が、2022年1月29日(土)~2月6日(日)までの9連休、そして建国記念日を9月1日(木)~9月4日(日)までの4連休とする案を政府に提出しました。

アジアの国の中で日本のように新暦(太陽暦)の1月1日に信念を祝う国は少数です。
旧暦(太陰太陽暦)の正月を祝う国はベトナム以外に、韓国、中国、北朝鮮、モンゴル、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイなどがあります。

テトの前にしておくこととして、
準備1:家の掃除
準備2:花を飾る

準備1.2も日本と同じですね。一年の垢を払い落とし、新年に向けてしめ縄などを玄関に飾ります。ベトナムでの南部は黄色い花(Hoa mai)と菊の花(Hoa cuc)を、北部ではピンクの桃の花か桜の花(Hoa Anh Dao)と菊の花を飾ります。

ベトナムのテトにはどんな意味があるかご存じですか?
◆1日目【お父さんへのテト】
1日目はお父さんの親族の家を訪れる習慣があります。その日、おじいさん、おばあさんに孫たちと一緒に長生き出来ますようにと祈ります。
◆2日目【お母さんへのテト】
2日目はお母さんの親族の家を訪れる習慣があります。
◆3日目【恩師へのテト】
3日目は先生のお宅を訪れて、先生の健康を祈ります。

テト開催中は街中が“赤”と“金”で彩られます。各地で花火が上がり色とりどりのランタンや紙が飾り付けられます。
そしてお正月の料理として日本ではおせち料理を食べます。もともと“おせち料理”は収穫された物の報告や感謝の意を込め、その土地でとれたものをお供えしていたようですが、現在のおせち料理はお正月の三が日は神様に休んでもらおうという意味や、主婦を家事から解放するため、保存のきく食材が中心のものになったと言われています。

ではベトナムのお正月はどのような物を食べるのでしょうか。ベトナムでは特に代表的なものが“バイチュン(Banh Trung)”という食べ物です。
もち米の中に黄色い豆と豚肉が入っていて、周りをバナナの葉っぱで包んで保存します。お正月になったら切ってそのまま食べたり、焼いて食べたりします。

日本もあと3週間ほどでお正月を迎えます。そのためか、年末に向けてバタバタを忙しくなります。「師走だね」なんて言葉を聞くようになるでしょう。
今年はコロナの影響でいつも通りのお正月とはいかないと思います。しかしお正月の準備や大晦日などワクワクします。今年も新型コロナウィルスの影響で、帰国、入国がストップしています。再開する目途はたっていませんので、今年もご自宅でごゆっくりなさってはいかがでしょうか。また決定次第、お伝えしたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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