「技能実習」来年で導入から30年
来年の春で技能実習制度を導入して30年を迎えます。技能実習生ではなく研修生として働いていた中国人と話をしたことがありますが、研修生だった際には給料ではなく研修費として月6万円が支給されていたようです。現在のように技能実習生一人当たりが居住する部屋の広さの指定などはなく、何人もの中国人が同じ部屋を利用し、二段ベッドで就寝し、協同生活を送っていたようです。
その当時に比べると技能実習法に守られ、賃金や部屋の広さ、給与から控除される金額や指導員など数多くの指定があり、厳しく監理されている現在の技能実習制度とは比べ物にならないぐらい緩いものだったのでしょう。しかし日本人だけでなく海外からきた外国人も日本の法律の下、就労するわけですから守られなければならない決まりがあります。しかし一部の受入れ企業により過酷な労働に加え、賃金の未払いや残業代の未払いなど多くの問題を抱えています。
多くの問題を抱えながらも、日本で技能実習生として働きたいと希望する外国人は多くなり、2019年に施行した特定技能でもベトナムだけでなく、さまざまな国から日本を目指す外国人がたくさんいます。彼らは日本の経済は安定し高い給料を貰えると面接の時に話します。彼らの期待に沿えるよう日本人の我々も、一層の努力をしなければなりません。外国人に選んでもらえる日本になるためには、これからも他たくさんの問題を解決しなければならないと思いました。
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