日本に住む外国人の「もしもの時」

外国人生活サポート

技能実習生は日本に入国する前、入国した後に日本語を勉強しています。その中で日本で生活するために必要な事を勉強します。その中には、ゴミ出しの仕方や買い物の仕方など毎日を生活するのに必要なことから、日本で「もしもの時」に必要なことも勉強します。

そのもしもの時に必要なこととは、「もし事故にあったとき」「もし病気になったとき」「もし火事になったとき」に必要な【110番】【119番】です。日本人の我々にとっては、事故にあった、遭遇した時にどうすれば良いかは分かっています。しかし日本に入国したばかりの外国人だけでなく、技能実習生などで何年か日本に在留している外国人にとってもとっさの判断は出来ません。

皆さんはテレビ番組の〔情熱大陸〕をご存じですか?以前、番組で東京消防庁が取り上げられていました。【119番】通報に対応する管制員の方々の日々を追った番組でした。ちょうどコロナ禍にあり、特に119番通報が多い時期でしたので、1人でも多くの人を救いたいと思う隊員の方々の対応は素晴らしいものでした。

特に素晴らしいと思ったことがあります。通常では119番通報の電話通話だけで対応しているのかと思っていたのですが、命の危険を感じる通報にはまず、救急隊員が救急車の手配をします。救急車が到着する間、通報者にSNSでメールを送ります。そして通話対応からテレビ電話での対応に変更し、救命救急処置を電話ごしに指示していたのです。見ていてくれる安心感からか、通話して慌てていた通報者も落ち着き、隊員の指示に従い処置ができていました。そして救急車が到着し現場で対応ができたとこで、大切な命が救われました。

このように、通話だけでなくテレビ電話で対応ができると、今の状況が把握でき適切に対応ができます。日本に住む外国人にも「もしもの時」に「どこに」「何を」「どうしてもらう」といった本当に大切なことを教え、日本で生活するために本当に必要な事を勉強する機会を是非もつようにしてください。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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