「特定技能」2020年6月末 約6,000人が在留

法務省, 特定技能制度, 統計データ

法務省は2020年8月14日、「特定技能」での2020年6月末時点での在留人数を発表しました。

2020年6月末時点の特定技能外国人 在留人数

2020年3月末から3ヶ月で、約2,000人ほどが増えました。法務省は当初、2019年度の初年度に47,000人の在留を予定していましたが、特定技能評価試験の国内実施整備の遅れや、新型コロナウィルス感染の影響で、特定技能外国人の入国が遅れ、このような人数の結果になりました。

国籍ではやはり“ベトナム人”の在留が多く、続いて中国人となりますがベトナム人との差は約6倍となります。
今後、日本とベトナムとの航行が可能になればもっと増えてくることでしょう。
〔飲食料品製造業〕や〔産業機械製造業〕などの製造業は技能実習生から特定技能への移行が多く、こちらも今後もっと増えて来るでしょう。

しかし、〔宿泊業〕や〔外食業〕は新型コロナウィルス感染の影響があり、外出自粛などで閉店する店舗や、倒産したホテルもあると聞いていますので、今後どのような状況になるか分かりませんね。

特定技能も2年目を迎えました。新型コロナウィルス感染の影響も伴い、
・特定技能評価試験の未実施(国内・海外)
・日本語能力試験の実施回数(年2回)
・新型コロナウィルス感染の影響で外国人が入国できない
・申請書類が複雑
など、さまざまな問題があります。

さまざまな問題を解決し、多くの外国人が日本で就労でき、多くの外国人に就労する場所を提供できるよう、私たちも努力していきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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