日本 外国人の新規入国 全世界から停止

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南アフリカで初めて確認され、現在イギリス、ドイツ、ヨーロッパに加え、オーストラリアや香港でも感染が広がっている新型コロナウィルスの変異ウィルス「オミクロン株」ですが、入国規制を緩和した日本でも本日、外国人の新規入国を原則停止すると発表しました。

岸田首相は「緊急避難的な予防措置として、まず外国人の入国については、11月30日午前0時より、全世界を対象に禁止いたします」と発表されました。

オランダでは11月26日に南アフリカから旅客機で到着したうちの61人の陽性が確認され、これまでに13人が新たな変異ウィルス「オミクロン株」に感染していることが確認されました。さらにデンマークでも南アフリカから入国した2人が感染していました。

「オミクロン株」は感染力や重症化のリスクや、ワクチン効果の影響などは発表されていませんが、今回の日本を含め、各国でアフリカ南部からの入国を制限する動きがでています。

■オーストラリア政府
南アフリカを含むアフリカの9か国からの外国人の入国を禁止

■フィリピン政府
南アフリカなどのアフリカに加え、オランダなどのヨーロッパの国々あわせ、14か国から原則として入国を禁止

■イスラエル
すべての外国人の入国を14日間禁止

■モロッコ
海外からのすべての直行便の乗り入れを11月29日深夜から2週間禁止

これ以外にも、アメリカ、イギリス、インドネシア、サウジアラビア、クェート、オランダなどもアフリカ南部からの入国を制限しています。

日本ではワクチン接種も進み、一日の感染者数が二けたの日が続いています。マスクの着用やアルコール消毒など、ウィルス感染を予防する事も当たり前になりつつあります。このような中で新たなウィルスが蔓延することを阻止するために、今回の全世界を対象に新規入国を禁止する措置は当たり前だと思います。

技能実習生や特定技能外国人の入国を心待ちにしていましたが、今回の措置で技能実習生や特定技能外国人を含め、すべての国を対象に入国ができません。感染を拡大させないためにも仕方ない措置だと思います。この措置は一ヶ月を予定していますが、いつ再開するかはまだ分かりません。随時情報はお伝えしていきたいと思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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