「神戸国際コミュニティーセンター」生活相談や日本語教室開設
神戸に住む外国人へ、日本語教室や生活相談、国際交流などに取り組む「神戸国際コミュニティセンター(KICC)」が、本部の拠点を三宮から神戸市長田区に移転しました。神戸市長田区には多くの外国人が在留しています。日本語学校も多く、外国人への支援を必要としています。
「神戸国際コミュニティセンター(KICC)」は、外国人のコミュニティや支援団体が多い商店街に移し、外国人が気軽に立ち寄ることが出来るようにと移転されました。1階は交流スペースや外国人向けの雑誌や図書コーナー、日本語教室も開催します。4階は本部機能を持ち、外国人からの相談業務も行います。生活相談だけでなく、様々な情報の提供や在留資格などの行政相談も行います。通訳や翻訳業務も行い、相談には多言語で対応できます。
そして日本語学習の拠点として、三宮と御影に「にほんごプラザ」が新設されます。日本語教師により少人数形式の学習を実施します。従来の7クラスから28クラスに増やし、日本語ボランティアによるマンツーマン学習を、本部と三宮で週6日開催します。
また日本の企業への就労を希望する外国人に対し、進学・就労支援などにも取り組み、外国人支援団体とも連携していく方針です。
このように、日本に在留する外国人に対する支援団体は数多くありますが、日本人目線ではなく、外国人目線に立ち、外国人が気軽に立ち寄ることができ、何を必要としているかに対して答えていける団体の活動は素晴らしいと思います。また、日本企業に就職を希望する外国人に対する就労や進学サポートは、とても必要とされていることですので、このような支援が広がれば良いと思いました。
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