とんでもないニュースをお伝えすることになります。
岡山市内の建設会社で就労するベトナム人技能実習生が、受け入れる建設会社の複数の日本人社員から2019年の秋から約2年間、ほうきや足などでけられる暴行を受けていたことが発覚しました。
しかも監理団体の通訳などに相談していましたが、暴力が止まる事もなかったようです。

この技能実習生はフェイスブックを通じて技能実習生を支援する労働組合に相談し、シェルターに保護されました。

ベトナム人技能実習生「暴行2年受け続けた」 岡山で就労、 監督機関が調査(山陽新聞digital)

上記の山陽新聞のニュースにはその暴行が撮影された動画が掲載されていましたが、本当に気分の悪くなる内容でした。技能実習生へのこのような問題はたまにニュースになりますが、何度聞いても気分の悪いものです。このような問題があった場合、技能実習生はまず受入企業の担当者や同じ場所で働く同僚などに相談するでしょう。

しかし今回、この受入れ企業では働く日本人の従業員が暴行に加担していたので、この技能実習生からすると相談する先を一つ失っています。私の想像ですが、この受入れ企業では日本人の暴行や暴言を見て見ぬふりしていたはずです。

そしてもう一つの相談先である監理団体でも同じ対応でした。暴力を止めるよう求めたにも関わらず暴力はなくならず、その後も続きました。最後には自身で見つけた労働組合で解決してもらうしかありませんでした。外国人技能実習機構が技能実習生に向けての相談先を掲載しています。

このサイトも機能も技能実習生へ届いていないということですので、もっと技能実習生が簡単に相談する場所を作る必要があり、もっとも受入企業での暴力や暴言などは、監理する監理団体を含めて、外国人技能実習機構が厳しく罰する必要があると思います。早急に処分を含めた対応をしていただきたいと思いました。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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