「技能実習」技能実習計画認定12社313件の取消し

技能実習制度, 技能実習計画の取消し

出入国在留管理庁と厚生労働省は、2023年4月28日付けで、監理団体2団体の取り消しと、21社360件の技能実習計画の認定の取消しを通知しました。

◆技能実習計画認定の取消し理由
・外国人技能実習機構の職員に対し虚偽の帳簿書類を提示及び虚偽の答弁をしたこと
・技能実習生の人権を著しく侵害する行為を行ったこと
・労働安全衛生法違反により罰金の刑に処せられ、これが確定したこと
・出入国又は労働に関する法令に関し不正又は著しく不当な行為をしたこと
・認定計画に従って技能実習を行わせていなかった
・認定計画に従って賃金を支払っていなかったと認められること
・外国人技能実習機構の職員に対し虚偽の帳簿書類を提示及び虚偽の答弁をしたこと
・技能実習生の金銭その他の財産を管理したと認められる

【技能実習計画の認定が取り消された場合】
技能実習を行わせることができなくなり、現在受入れている技能実習生の受入れ継続も出来なくなります。また、認定の取消しを受けた旨が公示されることとなり、不適正な受入れを行っていることが周知の事実となるほか、取り消しの日から5年間は新たな技能実習計画の認定が受けられなくなります。

技能実習制度は、技能実習生に対して行わせる作業や時間が細かく決められており、定期的に報告する義務があります。そして日本人であっても外国人であっても、日本の法律に守られ、法律を犯せば厳しい処分が待っています。法律に基づき、徹底した監理を行っていただきたいと思います。そして、技能実習制度も見直しされます。監理団体やあ受け入れ企業への取締りや、管理体制も強化されるはずですので今後はもっと技能実習計画の取り消しが増えると思います。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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