日本語試験(JLPT) 合格証が大量に偽造

困ったこと, 技能実習制度, 日本語検定, 留学生, 違法

「特定技能」として働く条件として、
①日本語試験(N4程度)の合格
②特定技能評価試験の合格
があります。

技能実習生は、技能実習時と同じ職種であれば、上記2つの条件は必要ありません。現在、日本に「留学」等の在留している留学生や、海外から初めて日本で働きたいと思っている外国人は、上記2つの条件をクリアする必要があります。

「特定技能」の要件として認められている日本語検定は、
◎(公財)日本国際教育支援協会 日本語能力試験(JLPT)
◎国際交流基金 日本語基礎テスト(JFT-Basic)
の2つがあります。

2つのうち、“日本語能力試験(JLPT)”の合格証が偽造され、日本や海外で大量に販売されているというニュースがありました。(読売新聞より)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200126-OYT1T50086/

合格証は1枚8000円。以前は1万5000円だったそうですが、同じように偽造し販売する業者が増え値下げしたそうです。
合格証といっても、A4サイズのものではなく、見開きのハガキになっていて、名前や生年月日、試験結果(点数など)の記載があります。

日本語能力試験(JLPT)は特定技能の要件でもありますが、技能実習生の場合、日本語能力試験(N5~N1)のレベルに合わせ、受け入れ企業より、〔能力手当〕のような手当を支払っている場合があります。
留学生では、N3以上のレベルになると、日本で日本企業に就職する際、有利になると言われています。

そのため、日本語能力試験の合格証を偽造したものを購入し、受入れ企業に提出したり、就職活動の際に、履歴書に記載したりしているのでしょう。

実際に、私が技能実習生の監理団体で働いていた時、日本語能力試験の合格証を偽造したものを購入し、受け入れ企業に提出し、不正に〔能力手当〕を受給しようとした技能実習生がいました。

なぜ、合格証が偽造と分かったかというと、受け入れ企業が、 (公財)日本国際教育支援協会 に合格者の照会をし、その合格証が偽物だと分かりました。
更に、その技能実習生は日本語能力試験すら、受験していないことが分かりました。私の身近にも、こういった話があります。どれだけの合格証が出回っているのでしょうか?

こうなってしまうと、本当に試験を受験し合格した外国人にとっては、とんだ迷惑な話です。特定技能外国人の受入れをサポートする我々も、疑いの目から入ってしまいかねません。

これから益々、海外から特定技能外国人が入国してくると思います。申請や提出された合格証が、本物か偽物かを判断でき、確認できる対策や、これ以上合格証が偽造されないような、再発防止策が早急に必要だと思いました。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧

NHKスペシャル「夢をつかみにきたけれど ルポ・外国人労働者...

1号特定技能外国人支援計画書, ベトナム, 中国, 事前ガイダンス, 任意的支援, 保証金, 優良要件, 出入国在留管理庁, 出入国管理および難民認定法, 困ったこと, 在留資格, 在留資格認定証明書, 外国人就労サポート, 外国人技能実習機構, 外国人生活サポート, 外国人雇用, 失踪, 技能実習制度, 技能実習計画, 支援委託契約書, 支援計画, 特定技能制度, 留学生, 登録支援機関, 監理団体, 統計データ, 義務的支援, 送り出し機関, 違法