登録支援機関と監理団体⑩
引き続き、監理団体の優良要件について
みていきましょう。
③法令違反・問題の発生状況(5点)
※違反等があれば大幅減点
◆失踪がゼロ又は失踪の割合が低いこと
直近過去3年以内の失踪率になります。
これは近年、全国的に失踪する技能
実習生が増えています。
下記の図をご覧ください。
技能実習生が増えると同時に、
失踪する実習生も増えています。
昨年ですと、
技能実習生数 274,233人
失踪実習生数 9,052人
でした。
年間1万人も失踪しているのですから、
監理団体としても、“失踪率”を気にしない
わけにはいきません。
受け入れ人数が少なく、失踪実習生が
1名でもいれば、失踪率は上がりますし、
多ければ反対に、失踪する実習生が、
さらに実習生を連れ失踪します。
そのため、失踪率も上がると、
悪循環になります。
“失踪”は、どのような監理団体も
頭の痛い問題ではないでしょうか。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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