新型コロナウィルス変異株 注目すべき5種類②
では今回は「注目すべき変異株」をお知らせします。
イータ株
2020年12月にイギリスで最初に確認されたウィルスです。世界保健機関(WHO)が警戒度が2番目に高い変異種として位置付けた。
「イータ株」は欧米を中心に70か国以上で感染が報告されている。
イタオ株
2020年11月に米ニューヨークで最初に確認されたウィルスです。2021年4月初旬には米ニューヨークの感染者の4割が同株でした。
「イタオ株」の感染すぽーどは、これまでの変異株を15-25%上回ることも確認されている。すでに罹患した人のうち0-10%は免疫が機能しないことも分かっている。
カッパ株
2020年10月にインドで最初に確認されたウィルスです。
検疫以外では2021年6月に三重県で感染が発表された。現在、ウィルスの実態の把握を行っている。
ラムダ株
2020年8月に南米ペルーで最初に確認されたウィルスです。
中和抗体を弱める特性があり、ワクチンの効きが悪い恐れがあると指摘されている。南米を中心に世界約30か国に広がっている。日本では今年7月に入国したペルー滞在歴のある五輪関係者から見つかっている。
ミュー株
2021年1月に南米コロンビアで最初に確認されたウィルスです。世界保健機関(WHO)が警戒度が2番目に高い変異種として位置付けた。
日本を含む世界約48か国で確認されています。「ミュー株」はワクチンなどでできた抗体が他の変異株よりも聞きにくいとする結果が報告されている。
ご覧の通り、私たちが知っているコロナウィルスだけではなく、世界各国でウィルスが変異した変異株が確認されています。ウィルスそれぞれに警戒する必要がありそして現在、接種しているワクチンの効果を低下させるウィルスも確認されています。
今後、徐々に入国制限が緩和され世界各国から新規入国者が増え、特定技能外国人や技能実習生、留学生などが入国するようになれば、このような変異株が増加するかもしれません。しかし、入国を禁止することなく入国する側も、入国を受け入れる側も、お互いに予防し感染を防ぐ努力をする事が大切です。近々、緊急事態宣言も解除される方向ですので、気を緩ませることがないように注意したいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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