最低賃金 過去最大に引き上げ

厚生労働省, 最低賃金, 最新情報

都道府県別に設定されている【最低賃金】が今年も改定になります。改定後の最低賃金は10月上旬から順次改訂になります。毎年改訂されている最低賃金ですが、都市部と地方との差があることから、日本に在留し就労する外国人にとって最低賃金の低い地方より都市部を希望する外国人も多く、現在の最低賃金の差は〔最高額:東京都:1072円〕〔最低額:東北・四国・九州・沖縄:853円〕となり、最高額と最低額の差は219円となっています。

2022年10月から改定は以下の通りになります。

全国的平均賃金は961円となり、2021年の平均930円から31円と大幅に上がったことになります。1973年に最低賃金制度がはじまって以来、過去最大の引き上げ額となっています。

多くの技能実習生は月給ではなく時給で就労していることが多く、都市部と地方の差は大きいことが問題となっていますが、このように地方との差を減らし、技能実習生が地方で就労することを望むと日本全体で良い方向に向かうと思いますので、もう少し差が縮まると良いと思います。多くは2022年10月1日~の改定となりますので、外国人を受け入れる企業の皆さんは、賃金の変更に十分気を付けるようにしてください。

本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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